セルフビルドのスタジオが出来るまで
いりやまずのおうち&スタジオのできるまで
2022年12月末 改築開始
2022年12月末。改築が始まりました!!!
まずやらなければいけないのは、周りの不要な木々を切って、作業スペースを確保すること。
そして、いりやまずのおうちは車の入らない階段物件なので、なるべく楽になる荷物の搬入経路を確保することでした。

まずはチェーンソーで植木を切っていきます



ウィンチ設営。このウィンチ、Amazonで中華製の100Kgまでいけるというものを購入したのですが、完全に安物買いの銭失いでした。正直、非力すぎて危なかった!! ウィンチは日本製のしっかりしたものが良かったです。

結局このウィンチはメルカリで手放し、トーヨーコーケン製のベビーホイストを購入。これが最高で、全く故障なく、安心してずっと使えてます。ありがとうトーヨーコーケン! ヤフオクだけど!!



井戸の屋根も壊して
井戸の屋根も壊して、とにかく場所を確保します。コンクリートはヒルティのコンクリートハンマードリルではつりました。コンクリートがお豆腐のようにボロボロと崩れていくのが凄い!! コンクリートって硬いものだと思っていたのに!! あまりにも簡単に壊れるのでびっくりしました。何でも道具ですね。



木を切って、井戸の小屋を壊して、だいぶ広くなってきました。リフォーム工事をするということは、廃材もたくさん出るし、材料もたくさん運び込まなければいけません。リフォームというと簡単そうですが、実は新築の2倍の作業場所が必要になります。



屋外がある程度広くなったところで、室内の解体の始まりです。モノがなくなると、いきなり広くなるものですね。



リビングの改装にかかります
リビングを別の角度から。さて、これから解体です!!



畳を全部剥がし終わって



えいやーー!! と天井を抜きました!! もう、天井から落ちてくるホコリで大変です。
天井の上にはホコリが溜まりまくっていたので、もうゴミだらけ。ホコリだらけ…
でも、天井の中からは立派な梁たちが出てきました!!!



天井からネズミまで出てきたよ!!



こちらが解体前のキッチン上の天井。何十年と溜まったホコリと砂と、土と何かが溜まっています。電線は昭和初期の配線そのままで、アンティーク感があります。屋根はトタン屋根の下に、防水シートを貼って、そして野路板を打ってあるだけの簡単屋根でした。



天井のゴミを片付けて、とりあえず人間が居られる空間になりました。
左側の壁はなんと、トタン板一枚だけで作られていました。壁の多くは昔ながらの土壁作り。屋根は簡単な作りです。



居間の真ん中の間仕切りも全部取り除き、天井も抜いたら、大空間ができました。これはリフォームを進めたらきっと素敵な空間になるね!!と予感させる空間です。



天井があまりにも薄くて、熱が入りまくりの逃げまくりなので、天井にスタイロフォームを張って断熱を図ります。



スタイロフォームの作業と同時に、壁の修理にもかかります。古い家なので多くの部分が土壁で作られていました。土壁の崩れている部分をパテで形を作って整形していきます。柱はサンダーで磨いてオイルステイン&ニスを塗っていきました。



一緒に作業してくれた仲間たちと。2人を残してみんな素人ですが。みんなでの作業は楽しいものでした。みんなありがとう!!



梁の部分をきれいにしたり


天井に杉板を張ったり


天井にきれいに杉板が張り終わりました。できあがり♪
うーーん!! 美しい!!!



おうちの一番高いところには地鎮祭のときの御札が貼ってありました。これは大切な家の神様なので、そのまま大切に取っておくことにします。

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